今週のお題「夏の思い出」
コロナ禍を経て、久しぶりに家族旅行に行った話は以前に少し書きました。
9月初め、「牛に引かれて善光寺」ではないけれども、ずっと行ってみたかった善光寺に行ってきました。途中、ちょっと想定外に時間がかかってしまって、善光寺についたのは、日中でも一番暑い時間、15時前後だったと思います。門前町を少し散策して、喫茶店で少し身体を整えてから本堂に向かいました。16時前だったと思いますが、本堂に入っても汗ばむほどの暑さ。本堂内のそこかしこで送風機がフル稼働していたと思いますが、それでも、お参りをしている間も、首筋を汗が滴ります。その後、本堂奥の「お戒壇めぐり」を体験しました。流石に地下の暗闇は、まだましでしたが、出口付近の送風機の辺りで多くの人が涼をとろうとしていましたので、「まだまし」レベルでしかありません。
と、そのことを「書いてみるか?」と思い、いろいろ考えていて、ふと、大学生の頃(30年以上前)の夏休みを思い出しました。
当時、部活とデートでスケジュールが埋まっていて(埋めていたんですけどねw)、1人で出歩く時間があまりなかったのですが、夏休みのとある一日、部活のOFFに当時の彼女と日程が合わず、ぽっかり「予定なし」になってしまいました。「そうだ、京都に行こう!」そう思って、1人でバイクにのって、京都・西本願寺に向かいました。ボーっとしたかっただけです。大学生は夏休みですが、世間的には平日。お昼過ぎに到着しました。何かイベントだったのかもしれません。本堂では結構な数のお坊さんが、読経されていて、その後ろで檀家さんかな?これまた結構な人が手を合わせていました。私は、縁側(だと思う)で、本堂内のその光景をみながら、本堂を通り抜ける風と、その風が運んでくるお香の香りを楽しみながら、ウトウトしていました。
そう!!
30年前って「冬寒くて、夏暑い」と言われる「ザ・盆地」京都ですら、真夏の午後でも、日陰で風が通っていれば、人が集まっていても、然程苦にならない程度の暑さだったんですよ!!
暑かったし、汗もかいていた(と思う)けど、幾つか大きな扇風機はあった気がするけど、今年の善光寺(9月の長野、避暑地として有名なあの長野)のようなうだるほどの暑さではなかったんです。絶対に!
久しぶりの家族旅行は、本当に楽しかったのですが、どこに行っても、水辺(川や、池、湖の側)の日陰に居ても、兎に角「暑い!」。過去の夏休みを思い返すに、やはり日本(地球?)の温暖化は、間違いなく進行していて、間違いなく人体に影響を与えているということを改めて考えさせられました。