まい うぃる(akarui isho)

いろいろ書いておこうかな~?と…

個性の話 高校時代~若いころ

「はじめに」のところで書きましたが、男子高校に通っていたころに、複数の生徒から「告白」めいたものを受けました。そこから何か関係性の発展があった訳では無いのでもっと深~い部分の話は今もって良く解りませんが、「あぁ、こういう感性の人達って本当にいるんだなぁ」と実感しました。彼らとは、普通に「友人」として接する機会が多々ありましたが、彼らも彼らなりの「距離感」を保ってくれていて(多分、気を使っていてくれたんだと思います・・・)、日常の中で、大きな違和感を感じることはありませんでした。ただ、違う同級生からは「あいつら、お前に気があるんちゃうか?」みたいなことを冗談半分に言われたこともありました。

大学時代、部活の中で、一つ上の先輩と一つ下の後輩が「怪しい」みたいな笑い話がありました(まぁ、本当に笑い話だったんですけどねw)。一つ下の後輩が、若干「girly」だったというのも確かなのですが、本当に、ただそれだけの話だったと記憶しています。

社会人になって、知り合い(先輩だったか、協力会社の方だったかが不鮮明・・・)に「ゲイバー好き」の方がいらっしゃって、何度かお供させていただきました。何件か違う店に行っていたのですが、各お店で、複数の方に「あんた!気ぃ付けた方がええで!!」的なアドバイスをされました。曰く、私は「ゲイの好物」なのだそうです。実際、お店の近く(そういうお店が犇く通りがありました)で、何回かお姉さま方(どう見てもそうとしか見えない綺麗な方々)に、いろいろとちょっかいをかけられた記憶があります。皆さん、多少口が悪いし、下品な話が多かったのも確かですが、本当に前向きに生きておられて、学ばせていただくことが多かったです。積極的に「行きたい!」と思うことは無かったように思いますが、誘われれば喜んで付いて行っていたと記憶しています。

大学に勤務するようになって「LGBT」とか「性同一性障害」なんかの問題に直面する機会が増えたのですが、上記の様な経験もあって、自分を「特殊」と思ってしまっている本人は勿論ですが、そう思ってしまっている人達を勝手な言葉で「カテゴライズ」して「大丈夫だよ~」見たいに声を上げている方々に、とてつもない違和感を感じ始めたのもこの頃からです。

最近の若い人たちを見ていると、本当に「性差」を感じなくなりました。良し悪しを言いたいのではなく、そう感じるのです。昭和の人間だからなのだと思います。見た目もそうですが、立ち居振る舞いや趣味嗜好についても「するめで日本酒」「ぬいぐるみとイチゴパフェ」「肌のお手入れとお化粧」は、どちらかの性に由来する(この表現であっているのかな?)ものでは無くなっています。間違いない!!