二つほど書きます。が、多分、とっても私見・偏見を含んだ愚痴だと思います。
※なので字も小さめにしてみました。
1)経済構造の話
2)二世と言われる人たちの話
1)経済構造
先日、テレビで「賢い」と言われるおじさん二人が、日本の経済構造について説明されていました。お金の流れを「川」に例えて、大企業が「川上のダム」、中小企業、個人が「川下」。景気が悪くなって、水(金)の流れが悪くなると、政府は川上に水を注いで、活性化を促して、川下にまで水が流れるようにする。のだそうです。ただ、かつて「製造業」が大勢を占めていた社会ではそれでよかったのですが、昨今の「IT系企業の台頭」「下請け工場の国外化(そもそも主工場が海外)」とい状況では、国の注ぐ水は、下流、国内には行き届かない。のだとか。限られた人達(上流)のところで水(金)が滞留してしまうという話でした。
そこでコメントを求められた、まぁ、笑える芸人(私見)が「あきらめるしかないですよね。」とにやけながら発言してました。
2)二世と言われる人たち
最近、「〇〇の子供」とか、「〇〇の兄弟」とかいう芸能人が多くみられます。結果、昨今のテレビには「古株の見飽きた顔」と「誰かに似た良く解らない人」ばかりが画面に並び、テレビは、全く面白くなくなりました(私見・偏見)。というか、もう飽きました。そこに持ってきて、次期首相候補の最右翼は有名な元首相の、大した実績もあげていない(少なくとも私は知らない…私見)お子さんだとか。世も末・・・。もともと、政治の世界って世襲制だし(偏見)、古くからの芸能の世界(歌舞伎とか能とか)も世襲制なので、その文化をとやかく言うのは、「今更」なのかもしれませんね。
1)2)から思うことですが、今の日本のこの構造って「あきらめるしかない」んですかね?そんなセリフをニヤニヤしながら公共の電波に、軽々しく載せる人たちは、きっと「滞留」する側(上流?)にいる方々で、この構造が変わると困る方々なのではないのかなぁ?と思ってしまう。
我が子を見ていて、同じような行動をしている若い人たちを見ていると、大好きなアーティストに、湯水の如く稼いだバイト代をつぎ込んでいます(推し活ですか?)。大企業の動きもよく似ていて、ほぼ固定された有名人に、広告代としてギャラを支払い(注ぎ込み)、利益を浪費(私見)している一方で「賃上げ」を理由に、人員整理を推進している。もしくはより安い下請けを求めて海外に目を向ける。
「賃上げ」って、誰のための施策だったんでしょうか?
「値上げ」した値上げ分って、どこに還元されているのでしょうか?
簡単に「あきらめず」、ちゃんと「考える」ことをしないと駄目な気がします。
【今回最大の私見】
少し前にも書きました。私は第一次産業に従事することを夢見ています。でも、転職先として、真剣に検討するにつれ、簡単には稼げないとことを思い知らされます。「賃上げ」も「値上げ」も、そのこと自体は大賛成です。米、野菜、魚の値段が上がった分が、生産者にしっかり還元されて、第一次産業従事者の方々の賃金が、もっと劇的に上昇して、多くの人たちが第一次産業に従事することを「将来の夢」として、普通に語れるような「経済構造」を「二世首相」が構築してくれると良いなぁと思います。(嫌味)