「昔は良かった…」と思う事
今週のお題「秋の味覚」
「松茸の土瓶蒸し」と「秋刀魚の塩焼き」と「栗ご飯」。
今ならびっくりするくらいの値段を取られそうな秋の味覚づくしメニューですが、30年くらい前って、ごくごく普通に日常の食卓にあがっていました。(松茸はそうでもないかもw)
母の実家から「山で売るほど採れたから」みたいな理由で、凄い量の松茸と栗が送られてきて、朝晩「栗ご飯」、おやつは「茹で栗」、夜は「土瓶蒸し」と「焼き松茸」みたいな年が何回かあったことを記憶しています(毎年ではありませんでした。豊作不作はあったみたいなので…)。
でも、ここ10年くらいで言うと、国産の松茸も栗も、なかなかお目にかからないようになって、ここ5年くらいで言うと、秋刀魚が高級魚に変わってしまいましたよね。
普段、「昔は良かったなぁ」とか「○○時代に帰りたい」みたいなことを考えることは全く無かったのですが、スーパーで特に「秋刀魚」を見ると、ほっそほそのツヤの無い秋刀魚が1尾300円くらいで売られてたりすると、「昔は良かったなぁ」とつくづく思ってしまいます。
【確認】
10年まえくらいって、秋刀魚って100円しなかったですよね?給料日前とかで、肉も魚も「なんかちょっと高いしなぁ・・・」ってなった時に、「秋刀魚にしとこか?」みたいな話が日常だったと記憶しています。
しかも、大きくて、パンパンに膨らんだ、つやっつやの綺麗な秋刀魚ほど、値は安い!魚と野菜は、旬を迎えて大量に採れて、安くなっているものほど「美味い!!」という話は、秋刀魚についての実体験で深く納得したものです。