まい うぃる(akarui isho)

いろいろ書いておこうかな~?と…

「良いもの」を「長く」

今週のお題「生活の知恵」

 

高校生くらい(もう、40年前・・・)の頃から「ファッション」なるものに目覚めたような・・・。センスがどうであったかは存じませんが、DCブランドとかがはやり始めた時期とも重なったので、年ごとの「形」とか「色」とか「素材」とか・・・、いわゆる「流行」にかぶれて、毎年「バーゲン」とかで、結構なお金を使っていました。

「流行」を追うので、もって1年。そのつもりで買っているので、アウターとか、靴とか、「手入れ」ということをしたことがありませんでした。もっと正確に言うと「手入れ」という概念(大袈裟?)が無かったと思います。1年着倒して、捨てる。その繰り返しでした。

 

40代になって、子供の「教育費」がかかり始めるようになったころ、良くできたもので「流行」なるものにとんと関心が無くなったころ、あまり服とかを買わなくなった時期があります。奥さんに、「ちょっとは良い服とか買ったら?」と言われたりもしましたが、特別「欲しい」ものも無く、昔買ったものを着続けていました。幸いなことに、体型が然程変わらなかったので、30代の頃に買ったものも着れていたのです。

ただ、10年以上着続けられるのは、「質の良い」「定番」のものに限られます。

・リーバイス501(ブルーデニム)

エドウィン503(ワンウォッシュ)

・ノースフェイスのダウン(黒)

当時の私の「三種の神器」でした。

しかし、流石に50代の声を聞くころ、この「三種の神器」もサイズが合わなくなったり、ところどころ機能が低下していたり・・・。

50を前にして、老後のことも考えて、長く使えそうな、定番の「モノ」を、少しずつ、揃えて行こうと決めました。

・リーバイスのオーバーオール

・桃太郎ジーンズ(中古品:ビンテージを自分で育てるのは無理かなぁ?と。)

・マーチンブーツ(8ホール)

・カナダグースのダウン(黒)

ここ5~6年で揃えた「死ぬまで使いたい」と思っている面子。

毎年買い替える前提で買うアイテムに比べると、それぞれ、そこそこ「高価」なモノ達なのですが、「死ぬまで」と言うと、後20年前後はもたせるぞ!!ってな話になるので、コスパは良くなるはずです。

季節ごとに使い分けるとか、オフシーズンの保管方法に気を配るとか、日々の手入れを怠らないとか・・・「良いもの」をできるだけ「長く」使うことを目指しています。

恐らく後5年もすれば、今までほどは稼げなくなって、今までのようにはものを買えなくなる(買わなくなるだろうしw)ことを考えると、良いものを丁寧に着続けて、「味」が出るようになったら、尚良いなぁ・・・と。

・丁寧に使う。

・ちゃんと手入れをする。

は、「長い目で見た節約」と「贅沢の継続」をかなえる「生活の知恵」だと思います。

 

 

【おまけ】

私は、「靴を磨く」「車を磨く」の作業が、大好きです。

「磨き」に入るまでのプロセスは大分違いますが、洗って、拭いて、乾かして・・・

その後、靴なら「シュークリーム」、車は「コーティング剤」を使って、隅から隅まで、ゆっくり、軽~く、できるだけ力を入れずに拭き上げていきます。

拭くたびに、表面に塗布した仕上げ剤の「塗り斑」が綺麗に馴染んでいくのが解るのも愉しいし、パーツ毎の状況を確認できるのも愉しい。

特に車は、人生で初めて「白」のボディーカラーにしたので、乗る度に結構汚れて、しかもその汚れが凄く目立つ。「面倒臭い!」とも思いますが、汚れが目立つからこそ、拭き上げる度に白さが戻ってくることがはっきり解るので、とても愉しい(というか、ここは嬉しいの方が正しいかも?)。

今回の車も、前の車同様「20年」乗り続けたいと思っています。

 

今日は、そろそろ活躍してもらう季節になってきたので、久々にマーチンブーツを取り出して、磨いてみました。

マーチンブーツ(磨く前)

かれこれ7~8年履いていますが、くたびれることもなく、機嫌よく足元を支えてくれています。

本当に丈夫で、雨なんかも案外平気(ただし、濡れたらちゃんと手入れしないとね)。

逆に、思ったよりも丈夫過ぎて、なかなか「くたびれ感」が出てこないwww

長~く付き合っていきたいと思っています。